リンゴの皮や芯の廃棄される部分を乾燥させて粉にします(写真中央)。その粉を、生産工程中に混ぜていきます。含有量は概ね20~30%程度になります(150g程度)。乾燥された粉のでの重さなので、UPPEALを1MT製造するのに、相当量のリンゴの粉末を使用し、産業廃棄物抑制とCO2削減に寄与しています。
染色工程とコーティング工程の設備。加工工程上、300mt近い基布を使用しないと正しい加工が行えません。その為、同社の製造ミニマムは最低150mtとなっています。メーカーは多くの商品で複数の色展開をした上でストックサービスをしています。御希望により短いメーターでの出荷も対応しています。
施設内に水を浄化する設備を保有しています。この設備で、加工に使用した排水を再度水とPUに分解します。その為に同社は敢えて固形油性のポリウレタンを使用しています。それよよって工業廃水を出さずに、自社で使用する水の98%を自社内でリサイクルさせています。